今回の寒波で輪島市が大きな被害を被ったということは、すでに全国ニュースで放送されている通りです。
主な被害は湿気を含んだ重い雪による倒木。
それが道路をあちこち塞いで、市内各所で通行止めになり孤立集落の大量発生。
倒木が電線を切断し、停電もあちこちで発生。
まずは時系列で説明します。
12月21日木曜日の朝の家の前の様子。
私の住む三井町は山間なのですでに積雪があります。
10センチほど積もっていたのでヤマハ除雪機で除雪を開始してすぐ、
わずか5mほど進んだところでオーガが回らなくなり・・・・
いきなりの故障で除雪不能。
そこで我が家の雪は放置して、とりあえず輪島市街へ。
この日はさらに積雪するとの予報なので、輪島市内の駅前通りの歩道をホンダ除雪機で除雪開始。
ところが、市街はべちゃべちゃな雪で除雪機全く使い物になりません。
排雪口に雪が詰まって飛ばないのです。
そうこうしているところを読売テレビに取材され、なんと全国ネットで放送されました。
お気づきの方もおられたかと。
そして明くる22日金曜日の様子。
一気に積もりました。
露天駐車のサニーは、
この雪がまた重たいのです。
12月の降り始めの雪は気温が高いため湿って重たいのです。
これを除去して、オーガの回らないヤマハ除雪機で雪を押しまくってなんとか道を作り家から脱出。
一日中、ホンダ除雪機で駅前通りの歩道を除雪。
朝から市内各所で倒木による通行止めと停電が発生しておりました。
そしてこの日はTBSに取材されたものの、
「こんなもんだよ雪国は。普通やって」なんて言っておったらインタビューのシーンはすべてカットされていた。
テレビ的にはスムーズに除雪している姿より、トラブって困った姿が欲しかったらしい。
夜はサニーが優れたSUVであることを実感。
しかし妻のフィアットは絶対無理。なので帰宅せず実家に泊まるようお願いしました。
この晩は停電で真っ暗闇の集落が市内で多数発生しておりました。
いやもう市内はじめ幹線道路も除雪が間に合っておらず道幅狭く、しかもガタガタ。
なので車で移動するのも駐車するのも一苦労。
次の朝、23日土曜日ですが、
この日は午前中、神主さんが村を回って神棚のお札を替えて回るというので、神主さんが歩けるだけ除雪。
そして異変に気が付いた。
家の下の、かつての工場の建物の屋根が崩壊している。
雪の重みに耐えられなかったらしい。
他にも市内には倒木が直撃して壊れた家屋や倉庫があった。
そしてこの日もなんとか市街へたどり着き、商店会の駐車場や駅前の歩道を除雪。
前日より少しばかり道路状況は良くなったが、市内各所で通行止めによる孤立や停電が続いていた。
結局、倒木による集落の孤立や停電がすべて解消したのは25日の夜。
昨年の同じ時期と同じような事態を繰り返してしまったのであるが、
それは道路際の立木の伐採が全く進んでいなかったから。
これに尽きる。
そして、これから来年の冬に向けて、この立木の伐採が進まなければ、
来年の同じ時期に、また同じように被害を受ける。間違いなく。
まぁどの木にも所有者というのがいるのですが、山林の所有者、木の所有者を調査して伐採の許可をもらってと、
調査調査で全く伐採まで進んでいないのが現状。
法改正で何とかならんもんかな、これ。
さて、わしもそろそろヤマハ除雪機を修理せな。
ところが未だ原因不明。も少しバラさな故障個所分かりません。
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]]>昨日、輪島市議会12月議会が終了しました。
今回の議会で主だった案件といえば、いや大した案件はありませんが、
まずは国からの案件で、住民税非課税世帯に7万円づつ配布する件。
つぎに市の施設の光熱費、これは主に電気代ですが、その高騰による光熱費の補正案件。
そして市民生活にかかわるものとしてプレミアム付き商品券の発行。
1万円で1万3千円分の商品券が2冊まで購入できるという従来型の商品券です。
相変わらず紙での発行となるため、印刷やら何やら時間がかかるため、開始は翌年の2月22日を予定しています。
わしの場合、これをそのまま全て灯油代に充てるのですが、
寒の時期を過ぎての発行となるため、今年は灯油代には間に合いません。
とはいえ、我が家は5月末まで灯油の暖房を使っているので多少は役に立つか。
それ以外で特筆すべきものといえば、
「バス路線運行維持対策事業費」と銘打って、わずかですが予算が計上されており。
これは何かというと、北鉄バスが県内全域の路線バスや特急バスにキャッシュレス乗車システムを構築するのにかかる負担金。
つまり交通系ICカードやそのスマホアプリがようやく石川県でも使えることになるということ。
おそらく県とすべての市町で負担するはず。
実はこれ、今回の議会の一般質問で取り上げようかと思っていたのです。
先月、行政視察と姉妹都市交流で九州と山口県へ行ったおり、
たまたま妻が「PASMO持っていけば」というので持って行ったのです。
飛行機とレンタカー移動が主だし、首都圏ならともかくPASMOなんて使えるんかいなと思っていたわけです。
ところが、久留米市内を走る西鉄バス、佐賀市内を走る佐賀市営バス、JR九州の鉄道、そして宇部市営バス。
これらすべてにPASMOが使えて驚いたのです。大変便利。
翻って我が石川県。
先日の市議会産業厚生委員会でこの話をし、石川県内での交通系ICカードの環境について尋ねたところ、
「来春には金沢市内のバスで使えるようになるとか、ならないとか」という答弁でして。
これはちょっと、どうなんだろう。
わしが旅先でどこでも使えて驚いたのと同じように、
石川県を訪れる観光客は「なんで使えないの。ここは日本なの」と驚いているに違いない。
これは「石川県に要望しろ」と一般質問で取り上げるつもりだったのが、
あっさり県内全域でやると書いてあったので質問はしないことに。
そしてもう一つ、質問を予定していた項目。
風力発電についての話ですが、「環境影響評価書が現在縦覧できる状態になっているが、これは市の広報やケーブルテレビなどで市民に積極的に告知すべきではないか」と。
ただ置いてあっても、だれも知らないし、閲覧にも来ないし、
しかし開発事業の調査もここに至るまでは、県も様々な質問や要望を出し、
市長も意見書を毎回出しているのに、そういうことが市民に伝わっていない。
そういうことが伝わっていないから、「市はスルーしている」というような疑念を持たれるのである。
これを市議会本会議に先立つ全員協議会で発言したところ、
坂口市長が即答「やります。今度から広報やケーブルテレビなどで告知します」と。
そして数日後には、輪島市のLINEでも「環境影響評価書が縦覧できます」とお知らせが届いた。
これで二つ目の質問項目も、本会議で質問せずとも、あっさり片付いてしまった。
なので今回、わしの一般質問の登壇は無かった。
こんなこともある。
さて、新年は1月4日の新年祝賀名刺交換会が公務のはじめだが。
わしは今年5月に妻のお父さんが亡くなったので、喪中ということで欠席します。
当然、年賀欠礼。
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]]>水晶の湯発動機運転会を後にし、向かったのは同じ海津市にあるおちょぼ稲荷。
いつもながら凄い人出。南濃の原宿とでも言おうか。
何でもない片田舎のお稲荷さんなのですが、大変ご利益があるということで有名。
なのでいつ行ってもこの賑わい。
まず初めにお稲荷さん詣でを
境内入り口のお店でローソクと油揚げのセットを50円で購入し、まず献灯。
次に列に並んで参拝
わしの直前で拝んでいた人は、すごく長々と手を合わせ何かをお願いしていたようだが、
あたかも生成AIにプロンプトを打ち込むがごとく、詳細かつ具体的なお願いをしていたものと思われる。
ちなみにこちらのお稲荷さんは商売繁盛など金運のほかに縁結びの御利益もあるという。
さてお腹も空いたので昼食と、
今回はこちらのお店。
おちょぼ稲荷の参道にはいくつもの料理屋があるのですが、
これがまた、わしには全く馴染みの無いナマズ、鯉、フナ、モロコ、川ガニなど河川生物の類。
わしの家の前にも川があって、今挙げた生物はすべてそろっているはずだが、
誰もそんなん捕獲して食べたりしませんて。
それでもわしが食えそうなものありました。ウナギです。
うな丼をオーダーして蓋を開けたらこの姿だったので、
店員さんが聞き間違えてナマズを持ってきたかと思いました。
変わった切り方してますが、間違いなくウナギでした。
無事に昼食を済ませ、次はもう一つの名物
こちらは串カツの玉屋さん
玉屋さんといえば店内は総輪島塗で金ぴか。社長も金ぴか。
店先でも食べられるのですが、午後2時くらいになると入口の行列も捌けていたので店内へ。
ドテとカツの味噌とソース。
4年前は確か1本90円でしたが、110円に値上がりしておりました。
他の店では120円なんてのもありました。物価が上がっているのですな。
玉屋さんで見つけましたよ、この人
金ぴか社長!
レジの横に座っておられました。看板よりいささか御高齢の様子。
店頭に看板があるので、こういう社長が経営しているのは存じてましたが、初めて見ましたよ、ご本人。
この人を見ると何かご利益ありそうな気がするが。
とりあえず一言。輪島塗業界に御貢献いただき、ありがとうございます。
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]]>3年間疫病が蔓延していた世界もようやく終息の時を迎え、
以前の生活が戻ってきている。
こちらの水晶の湯発動機運転会も4年ぶりの開催である。
わしも久しぶりにこのような大規模な発動機運転会に参加できた。
とは言え、世の中まだまだ本調子で無い人が多いのか、参加者数は例年の半分ほど
いつもは隙間なくごちゃごちゃと並べられていた発動機も結構広々と並べられていた。
そして煙に巻かれて座っていると当然服が油臭くなってしまうのであるが、今回はさほどでもない。
もともと愛好者には高齢者が多くいたが、
この3年の間に老齢で引退した人も多いのかも知れぬ。
そしてその間、イベントも出来なかったので、新規参入者も少なかったのであろう。
しかし、ここに集う皆さんは相変わらずお元気そう。
多くが県外から参加されている。
今回は発動機の売り物が少なかった。
それでも部品についてはいろいろと持ち込まれていた。
発動機の細かいスペアパーツの類。
業界の人でなければ何の部品かも分からないと思う。
汎用エンジンから外したと思しきキャブレターなど。
見る人が見ればお宝。
他にも驚いたのが、回転マグネトーや箱型マグネトーを大量に持ち込んで売っている人。
凄い人だかりができていた。
しかも結構なお値段。それを4個も買っている若者がいて、また驚いた。というか笑った。
「あんたいくら持って来とるん?」てな感じ。
晴れたり曇ったりしていたが、寒い日であったので、皆さん発動機で缶コーヒーなどを温めて飲んでいた。
妻が焼き芋を買ってきたので一緒に食べた。
そういえば今年は晩秋のお天気が悪く、落葉で焼き芋ができなかった。
そして今回の発動機運転会では、SNSで繋がっていて、しかもご本人の顔も知らんかった人を二人特定できた。
なかなか自分の顔写真載せている人がいないので、本人を特定するのが難しい。
なので後になって他人様の投稿を拝見して、
同じ運転会に参加していたことが分かったということがよくあるのです。
お昼過ぎに会場から離脱して、
これまた恒例のおちょぼ稲荷に向かいました。
主催された岐阜県発動機愛好会の皆さん、そして参加者の皆さんありがとうございました。
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]]>
週末、妻と久しぶりにお泊りの旅行へ。
日曜日に岐阜県海津市で水晶の湯発動機運転会が開催されるので、土曜日に大垣で前泊することに。
午後4時前に大垣市に着いたのでまずはここ。
大垣市奥の細道むすびの地記念館
俳句についてはよく知らんが、大垣は松尾芭蕉の奥の細道の終着の地であるらしい。
館内には3Dシアターもあって奥の細道の解説があり、また経路ごとに細かな説明があり楽しかった。
解説によれば芭蕉は推敲の人であったらしい。
ポンと句は作るが後でよくよく考え抜い末、句を直したのだとか。
なので句会などで求められて作った句でも、後で直した別のものが名句として後世に残っているそうな。
して館内には芭蕉が着ていたであろう紙子という江戸時代の紙製の道中着も展示してあり、これがなんと触れる。
当時は旅籠に入っても寝具などは無かったそうで、道中着ていたものをそのまま寝具にしていたそうな。
けっこう丈夫で柔らかそうな和紙でできており、しかも裏地付き。値段も安かったそうだ。
紙と布の違いといえば、繊維を漉いたか、糸にして織ってあるかの違いで、素材自体は似たようなものだ。
軽くて暖かい優れモノであったのだろう。
閉館時間近くなると日も暮れて
記念館お向かいの川湊の灯台にも灯がともり。
海の港しか知らんわしらには情緒あふれる風景。
古来、大垣は水の都であるそうな。
大垣駅近くのホテルに入って次は電車に乗って岐阜駅まで。
鉄道の無いところに暮らしていると、たまに旅先で電車や汽車に乗りたくなるのです。
岐阜駅にはこの御仁が。
金ぴかの織田信長。
電車の中から何回か見ましたが、今回初めて駅前広場に降りて実物を拝見。
岐阜といえば織田信長。居酒屋でもなんでも信長ナントカって店が多かった。
しかし金ぴかすぎて、下から見上げるとメカゴジラのようにも見える。
なので両目からレーザー光線を放つのも一興であると思う。
あくまで石川県民の意見であるが。
シティタワーの中で夕飯を済ませたら、妻が展望台に上がれるエレベーターを発見。43階まで登ってみました。
都会の夜景はきれいだ。夜なので高いところが苦手なわしも平気。
この43階の展望台、無料ということで次から次から人が上がってくる。
下から見上げるとこんな感じ。
行って見るまでこの建物の存在を知らなかった。
大垣駅まで戻り、つづいてこちらのお店に。
世界の山ちゃん。
名古屋ではないけれども、やはり中京方面に来たらこの店に入らねば。
もちろん手羽先を
この店の箸袋を見て手羽先の食べ方を覚えてくるのだが、
次に家で同じように食べようとしても、
その時には食べ方をまるで忘れてしまっているのは、やはり年のせいか。
めったに手羽先など食べないせいか。
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]]>11月25日土曜日の午後、輪島市文化会館で風力発電についてのシンポジウムがあり出席してきました。
正式名称は「風と森と水のシンポジウム」
サブタイトルが「洋上風力発電と漁業の未来」、もうひとつ「風力発電と自然環境保護について」
講演は前回里山里海を守る会でもお話しされた東京海洋大学の馬場先生、
もう一人、日本鳥類保護連盟石川県支部長の林哲先生でした。
馬場先生のお話については前回と同様な内容。
洋上風力発電の問題点について。
林先生の講演内容は、陸上の風力発電について、放鳥が計画されているトキへの影響や、
文化遺産の保護、そして自然環境や景観の保護といった内容でした。
その講演の中で気になる事がひとつ。
期間を定めて住民への縦覧に供している環境影響評価書というものが、
かなりのボリュームがあるにもかかわらず、内容について写真撮影不可となっており、
縦覧を制限しているようにも感じられるとのこと。
ということで本日(11月28日)、輪島ウインドファーム事業の環境影響評価書が縦覧に供されている輪島市立図書館へ行って状況を確認してきました。
環境影響評価書は図書館のカウンターのすぐ横にありました。
説明書きと、縦覧者数把握のための縦覧者記録簿。
そして分厚い2巻の環境影響評価書。そしてその要約書。
林先生も講演で「市民の関心が薄いのが問題」とおっしゃっていたが、確かにその通り。
11月24日から12月25日まで縦覧に供されているわけですが、縦覧者名簿には他に誰も見に来なかったのか、わしが名簿記入者の第1号。
そしてやはり評価書の前面には「持出し禁止」とともに「写真撮影禁止」とも貼られている。
とりあえず評価書に目を通してみると・・・
正直、これはかなりの力作だ。
気候や地質、動植物の生態、工事が与える影響や風車ができてからの見え方等々、すごい細かく調べ上げている。
また石川県知事の質問や要望についてとその回答なども書かれており、これまでの経緯もわかる。
興味がある方は一度目を通しておく必要があると思う。
次に輪島市役所の環境対策課へ。ここでも縦覧できるようにしてある。
同じものが置かれているのだけど、ここでは担当者に撮影禁止の理由を聞いてみた。
担当者は事業者に電話で問い合わせ、やはり著作権上の問題らしいと。
著作権という問題もあるけれども、評価書には鳥類など希少生物の生息場所や、山野草についての分布なども掲載されているから、この情報をもとにむやみに採取されても困るというのもあるらしい。
では、家でじっくり評価書を読む方法が無いのかといえば、そうでもない。
評価書、名簿とともに置かれていた説明書によれば、電源開発のホームページから同じものが閲覧できると書いてある。
なので早速ネットで探してみた。
あるじゃないか。普通に見れるじゃないか。
ということは、市役所や図書館など行かずとも家で普通にネットで見れるじゃないか。
正直、撮影禁止にしている意味が解らん。
まぁいい、ネットで見る人もいるのであろう。
しかし、評価書には過去に準備書を閲覧した人数も書かれていて、それがたったの二人。
これだけ年月をかけて、事細かに調査をして、データを集めて、検討して、事業の評価書にまとめ上げて、閲覧がたった数人とは。
関心が薄いのは問題だけれども、せめてこれを作った人たちの労力に報いるだけの閲覧者数があってもいいんじゃなかろうか。
ちなみに事業に対しては石川県知事だけでなく、輪島市ホームページでは輪島市長からの意見も掲載されており、
これ決して役所はスルーしているわけではないのでお忘れなく。
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]]>福岡県筑前町と久留米市への視察に続き姉妹都市交流で山口県萩市へ。
萩時代まつりに合わせてご招待いただいております。
ちなみにパレードの一番先頭(写っていませんが)で毛利元就公に扮しておられたのが萩の田中市長さんでした。
萩といえば長州、長州といえば奇兵隊。錦の御旗を掲げております。
これの実物、たしか靖国神社の就遊館に展示してあります。
そして輪島市議団一行は明倫学舎を見学。
展示品はいずれも興味深い物ばかりでしたが、官軍といえばこの白熊赤熊黒熊。
江戸城無血開城のおり、蔵の中にあった被り物を分捕ってきたそうな。
たしか長州は白熊がよく使われているイメージ。
そして実物の赤熊は時代劇に出てくる物より艶があってきれいですな。
明倫学舎には他にも維新関係の品々が飾ってあって見飽きません。
ちなみに明倫学舎では姉妹都市ということで輪島の観光パンフレットも配備してありました。
格別のご配慮、ありがとうございます。
つぎに向かったのは松下村塾
そして同じ敷地内の松陰神社
時代まつり開催中とあってか、かなりの観光客。
吉田松陰先生は人気ですな。
そして次に世界遺産に登録されている反射炉跡へ
鉄骨で補強入ってましたけど、よく残っていますな。
レンガではなく石を積み上げて作ったそうな。
そして萩漁港に隣接してつくられた道の駅へ。
漁港とくっついているというのがミソ。なるほど合理的。
そして萩市役所での歓迎式へ。
姉妹都市交流ということで、どこへ行っても歓待を受けました。
萩市と萩市議会の皆さんありがとうございました。
そして翌日、萩岩見空港から羽田経由でのと空港に戻ってきたが、結局5泊6日の旅であった。
そしてやはり輪島が一番寒かった。
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]]>翌日、午後3時過ぎの新幹線までかなり時間がある。
なので、駅のコインロッカーに荷物を預けて久留米市内を散策することにした。
久留米といえば、まずは久留米城跡。駅から歩きました。
久留米城跡は続日本100名城に選ばれている城跡。
摂津有馬氏代々の居城です。
越前丸岡城にいた肥前有馬氏とは別族。
見事な高石垣が残っています。
二の丸と三の丸跡はブリヂストンの工場になっており、残っているのは本丸部分のみ。
往時はこの本丸高石垣の上を二重の多門櫓が囲み、角の部分にはそれぞれ三重の櫓が建っていたそうです。
かなり防御力の高い城と見た。
江戸時代の初めに整備されて、実戦には使われなかったそうですけど。
本丸内に有馬記念館
館内に往時の模型が展示されていたのですが、残念なことに撮影禁止でした。
で、二の丸と三の丸跡にブリヂストンの工場があるのですが、その前の広い通り。
その名も「ブリヂストン通り」
1955年にブリヂストン創立25周年事業として、ブリヂストンが延長1200mの道路を建造し、久留米市に寄贈したのだとか。
ちょいと看板を見かけましたが、このケヤキの街路樹の落葉は、
ブリヂストンが掃き集めて堆肥にして、市民に配っているのだとか。優良企業だなぁ。
まだまだ時間がありましたので、こんなところも訪問
画家の坂本繁二郎生家。久留米市に残る唯一の武家屋敷跡だそうです。
こちらはガイドさんに丁寧に案内していただきました。
どこかの藩と比較するわけではないが、久留米藩の家臣は、けっこう良い暮らしぶりであったと思う。
そしてさらに歩いて水天宮にも。
水天宮は安産祈願ということで、わしには縁が無いので、真木和泉ゆかりの建物などを見学。
真木和泉はこの水天宮の神職の出だそうな。
山梔窩「くちなしのや」というらしい。
案内板に和歌が添えられていた。
「やがて世の春に匂はん梅の花 かた山里の一重なりとも」
秀歌と思えたので載せておく。
結局久留米市内を11キロも歩いた末、
新幹線に乗って待ち合わせの宇部市内のホテルへ移動しました。
翌日は姉妹都市交流のため山口県萩市へ。
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]]>産業厚生委員会の九州視察と萩市への姉妹都市交流が続くため、わし一人久留米に残ることになった。
福岡空港から羽田経由で能登空港に戻り、翌朝能登空港から羽田経由で山口宇部空港まで出てくるのは、正直、お金も時間ももったいないからである。
なので久留米のホテルに連泊し、1日半自由行動となった。
そこで久留米駅までバスで行きJRで吉野ケ里公園駅まで移動。
今まで知らなんだけど、近いのですよ久留米と佐賀って。
駅からかなりの距離を歩いて吉野ケ里歴史公園に到着。
そこら中に竪穴式住居と櫓が。
そして住居の中はいろいろな設定で復元してあります。
大きな櫓の中には、これ。
巫女さんが神託を授かっている場面。
歴史系の雑誌などによく登場する画。やはりここでしたか。
環濠集落跡ということで堀に囲まれた集落の中の建物を次々と復元しています。
なんだかお金のかけ方が違う。
そう思っていると、やはり町営や県営の施設ではなく、国営の施設でした。
毎年毎年復元が進んでいるので竪穴式住居には新築物件と思しきものも。
そして特にお金がかかっていたもの。
この小山。方墳らしいですが。
裏まで歩いてみたところ、
方墳にコンクリートで囲まれた入り口があり
中はそっくり発掘され、巨大な展示施設に。
こんな状態の古墳初めて見ました。
他にも、今夏話題となった例の発掘現場を見学。
大きな石棺が出土して、もしかして卑弥呼の石棺ではと騒がれた発掘場所です。
この日は雨のため発掘作業はしておりませんでしたが、晴れていれば間近で作業を見れたかも。
しかし歩きますなこの公園。
歩けない人は見学自体難しいかもしれません。
その後、昼食を歴史公園内で済ませ佐賀駅へ向かいました。
佐賀といえば佐賀城。佐賀藩といえばアームストロング砲。
展示品はアームストロング砲ではありませんでしたけど。
佐賀城跡は本丸の石垣と門が残っているのと、
他にはこちらの御殿。
当時の御殿の一部を復元している、佐賀県立佐賀城本丸歴史館です。
こちらは入場無料でした。
課外学習の子供たちの後ろについて歩いて一緒に説明を聞きました。
城跡の復元にもいろいろな方向性があるのですが、
「とりあえず模造でも天守を、予算や資料がなければ櫓でも」という城跡が多い中、
「資料の残っている御殿から」というのは少ないですな。
他には私の知るところ丹波篠山城くらいでしょうか。
この佐賀城などは天守台の石垣もきれいに残っているので、その気になれば、いつでも天守が建つのではなかろうか。
こちらは佐賀城の南堀。広いです。
佐賀城は平城なので堀の幅は重要です。
そして久留米への帰路、電車の中で気が付いた。
この電車のシート、これは久留米絣の柄ですな。
ちなみにこの日は13キロ歩きました。
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]]>11月の8,9,10日の2泊3日で、福岡県の筑前町と久留米市に視察旅行に行っておりました。
筑前町に来たらここは外せません。町立大刀洗平和記念館。
町内に戦前、戦中と陸軍の飛行場や施設があったとのことです。
展示してある戦闘機以外は撮影不可とのことでしたので、写真は戦闘機ばかり。
海から引き揚げた97式戦闘機、戦地から回収した零戦32型、
そして現在公開中のゴジラの撮影に使用されたレプリカの震電が展示してあります。
翌朝早く、副議長さんの案内で筑前町に残る掩体壕も見学させていただきました。
筑前町では戦争遺跡であるこの掩体壕を後世に残すため、クラウドファンディングを実施中です。
詳細はこちらのリンクより→ https://readyfor.jp/projects/tachiarai-heiwa02
そして産業厚生委員会の本題の視察。ふくおか木質バイオマス発電所を訪ねました。
こちらは九州電力の関連会社が運営している発電所です。
本市にある発電所の倍以上の規模。
発電の仕組みはとてもシンプルで、乾燥した木材をチップにして燃焼させ、ボイラーからの蒸気でタービンを回して発電。
タービンから出た蒸気は回収して復水器を通し再び水にという流れ。
発電所なので当然24時間稼働していて、夜の使う分のチップは上の写真の巨大なサイロに蓄えておくとのこと。
発電所と言えば重要なインフラなので、あまり事細かに書いていい物か判断しかねるので、仕様についてはここまでにするとして。
この発電所でも課題はやはり木材の安定供給。
発電所周囲に積み上げられた木材はかなり細い、本物の間伐材も多く。
わしに言わせれば、「よくこんなもん山から集めて持ってきたな」という感じ。
集めて運搬するだけで、かなりの手間がかかると思うが。
おそらく九州北部の林業は、かなり機械化が進んでいるのであろう。
次に訪れたのは道の駅。
凄い量と品数の農産物が並んでいたが、周囲の畑の面積、そして恵まれた気候を考えれば当然といえる。
そして町内に農機具店の多いこと。畑にトラクターが多いこと。
いつでも何でも作れるんじゃないか、この辺り。しかも大規模に。
もうすぐ雪に埋もれる北陸とは条件が違いすぎる。
午後からは久留米市へ移動し、久留米絣と籃胎漆器についてご説明いただき。
減ったとはいえ、20軒ほども織元が残っているそうだ。
衰退する伝統工芸の中でも繊維関係はとくに衰退著しく、
西陣などの超メジャーを除く多くの産地では、織元が1軒とか2軒とかになっているのが現状。
そんな中で20軒も残っているのは、さすが久留米絣と言わざるを得ない。
最近では若い人たちが中心となって色々な取り組みをしているようなので、これからに期待したい。
翌日、委員会の皆は帰路に就いたが、わしは引き続き山口県萩市に姉妹都市交流に向かうので、一人久留米に残り、
そして待ち合わせの宇部市のホテルへ。
2泊3日の旅程が連続したので、結局わしは5泊6日の旅となった。
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]]>10月31日火曜日、輪島市戦没者慰霊式、輪島市議会全員協議会と続き、
会議終了後、輪島市議会および輪島市幹部職員の皆さんと門前町大釜の産廃処分場を視察してきました。
バス2台で現場到着。
現場と言ってもすでに工事は完了しており、県の許可が下り次第稼働する予定。
完成したのは第3期まであるうちの1期分。
広大な埋め立て場です。
浸出水処理施設も視察。
最終的に滲出水中に含まれる重金属まで吸着して浄化し放流するらしい。
「ここで重金属を吸着したフィルターはどう処分するの」と質問したら、
「専門の処理業者に引き取ってもらいます」とのことでした。
浸出水処理施設の機材はステンのダブルナットで固定してありました。
他にも、入り口の事務所付近には、廃棄物中に放射性物質が混ざっていないか、ダンプごと測定する施設などもあり。
この産廃処分場、わしが見た感じでは、なかなか良く考えて作られている施設であると思うが。
気になる事があるとすれば、運用というかヒューマンエラーをどのように防ぐか。と言ったことであろうか。
いくら完璧な施設でも人間のミスが重なれば事故は起きる可能性があるということ。
許可権者である石川県が監督もすると思うが、処分場の運用が始まってからも見学者を受け入れるそうなので、
関心のある皆さんは見学に行って、実際に運営しているところを見るのもよいと思う。
また前市長はじめ、今回は事業者さんも、「放流水を輪島市の下水道に接続することによって2重のチェック体制になる」と言っておられたので、
輪島市としても水質検査をどのような項目をどれくらいの頻度で行うのか明確にする必要があると思う。
まさか事業者のチェック項目よりも少なく、検査の頻度も少ないというのでは「2重のチェック体制」などとは呼べないはずなので、産廃処分場の運営を不安視する市民が納得できるくらいの検査体制は必要であると思う。
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]]>10月29日の日曜日。
珠洲市で開催されている奥能登国際芸術祭を見に行くつもりであったが、
そういえば同じ輪島市内の門前町黒島でも「黒島アートプロジェクト」してるはず。
ということで、この日は妻と昼頃に門前町へ。
総持寺通りの縁(えにし)さんで昼食を済ませ、黒島へ。
まずは家族会館で【森岡ふぼくと黒島の俳諧】という展示を見まして。
まぁ良く調べ上げたもんだ。
しかも展示の説明資料は英訳まで載っている。
輪島市街でも昔は俳句が盛んであったというが、こんな資料はなかなか作れないだろう。
そしてアート展
アーティストと壊れた作品。
さすがに流木となると強度不足の場合もある。
修理かなわなかったか、この後、撤去してありました。
妻が角海家(国指定重要文化財・旧角海家住宅)に一度も入ったことが無いというので、そちらも見学。
観光客に紛れて説明など聞き。
先日訪れた加賀市橋立の北前船資料館とは、また違った趣き。
角海家の見学は有料ですが、黒島アートプロジェクトの見学は無料ですよ。
いったん帰宅して、夕飯を済ませ再び門前町へ。
夜はこちら
【ぜんのきらめき】というイベントで、総持寺祖院の山門をプロジェクションマッピングで彩り、
しかも山門の下では三重県曹洞宗青年会の和太鼓。
しかもこちらも観覧無料。
どこか他所ではプロジェクションマッピングの観覧に入場料を取るとこもあるらいが。
門前町のは無料の整理券を貰うだけや。
で、総持寺通りではこんなことも
竹灯篭でライトアップ。
これだけ色々やっているのだけれども、お客さんは少なめ。
何しろこの週末、石川県内そこらじゅうでイベントが開催されているのです。
そりゃお客さん、分散するって。
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]]>11月3日(祝)と4日(土)の二日間、
輪島市三井町において三井の里山文化展が開催されます。
11月3日と言えば、発動機業界の皆さんなら御存知の福井県の勝山発動機運転会。
残念ですが、わしは今年はいけません。
(今年どころか、昨年も臨時議会であった)
11月3日は、朝9時からこの文化展の開会セレモニーに出席。
10時から、文化会館で輪島市市勢功労者表彰式に出席。
午後からは、輪島市議会臨時議会に出席と、一日公務づくめ。
なので、翌日の11月4日(土)には、晴れておるようなら、茅葺庵の駐車場に石油発動機を持ち込んで、
ひとり発動機運転会をしようかと。
で、雨が降るようなら、草笛教室?どうしようか?
「神無月 ふりみふらずみ定め無き 時雨ぞ冬のはじめなりける」
【読み人知らず・後撰】
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]]>先日、高岡万葉まつりの際に着ておった着物を洗濯機で洗いまして。
しばらく洗濯してないというのもあるし、
雪駄で歩いていたら歩道橋のスロープで滑って尻もちをついたりもして。
洗い時だな。
着物に限らず、洋服でもなんでも衣類であれば、大事なのは、一に清潔、二にサイズと言ったところか。
ドラム式洗濯機でエマールを投入して、軽く畳んで、おしゃれ着洗いを選択してスタート。
洗濯機が停まると軽く脱水はしてあるが、ほぼ濡れた状態なので、ハンガーにかけて少し乾かす。
で、完全に乾ききらない状態でアイロンがけ。
また干して、完全に乾いてから再度しわ取りのアイロンがけで完了。
裾のとこなど裁縫の糸が若干縮んだと思われるが、着ているうち伸びるだろう。
わしの基準では全く問題なし。何しろ清潔が一番。
しかもこの着物、紬風の機械織であるため、てっきり化繊かと思っていたんだが、どうやら正絹らしい。
正絹の袷でも、男物なら洗濯機でも問題なく洗えている。
そんなわしでも、さすがに紋付と袴は自分で洗う気にはならんけど。
まあ紋付なんて、使用頻度はごくわずかであるし。袴なんてどうやってアイロンかけるんじゃ。
さて次に洗ったのが、こちらの紬の着物。
おそらく昭和のいつ頃の物か知らんが、仕付け糸が付いたままずっと家にあった年代物。
あまりに上物なので、わしももったいないと思いほとんど着ていなかった。
ちなみに目の前の鍋は、鶏野菜にマロニーを入れすぎて、鍋の半分がマロニーになって笑っているとこ。
そんな事はどうでもいいが、とにかくこれを普段着に卸してみた。
ところが、この紬の生地、バリバリのゴワゴワ。
織った時の糊がかなり効いている状態。着心地が悪い。
なのでこちらも
天気の良い日にドラム式洗濯機で洗濯。
要は糊落としですな。
ひとつ失敗があったが、それは洗濯ネットを使わなかったこと。
水分を含んだ厚手の生地に引っ張られ、羽織の襟を留めている糸が何か所か切れた。
何十年も経っている縫い糸は、かなり弱くなっているようだ。
また本来、着物というものは仕立て直しや洗い張りをすることを前提としておって、
ミシンではなく手縫いで、すぐに解けるような縫い方をしてあるのだ。
さて、いつも通りに半乾きでアイロンをかけ、完全に乾いてからもう一度アイロンを。
そうしたらこの紬の着物、糊が完全に落ちたわけではないけれど、かなり柔らかくなった。
本来の紬の風合いというか、着心地というかが少しわかるくらいに。
紬三代という言葉があるそうだ。
生地が丈夫なので、三代にわたって着れるとか。
何度も何度も着て、何度も洗濯してクタッと柔らかくなったのが、紬本来の着心地であるとか。
そういえば、他にも似たような話があったな。
それは英国紳士におけるツイードのジャケットの話。
たしかツイードのジャケットも三代着れるとか、クタクタのボロボロになったのを繕って着るとか、
いや、パリッとした新品より、そういうのが格好良いのだとか。
紬とツイードでは素材も形も違うけれども、そして両国の歴史も文化も違うけれども、何やら面白いほど似ている。
そういうわけで、紬の着物などというものは、もったないないと畳んで仕舞って置くほうが、よほどもったいないわけで。
こればかりは、普段から着用して、着倒す。そして洗う。
この繰り返しでようやく紬は、本来の紬の風合いになると思う。
もちろん、次に洗うときは洗濯ネットに入れて洗う。ドラム式洗濯機で。
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先日、輪島市役所の駐車場にこんな車が停まっていました。
たぶん10人乗りのハイエース。
ドアに貼られた看板には「チョイソコわじま」
「区域乗合」とも書かれている。
聞けば、この車両は次世代公共交通の実証実験のための車両。
先の議会の補正予算に上がっておったもので、
国から補助金も多少出るらしく、
高齢による運転免許の返納や、路線バスの廃止などによって、
交通手段の乏しい地域の住民を対象にデマンドバスを運行するための実証実験です。
11月から運行し、対象地域は輪島東部地区(町野、南志見、こうのす)のみ。
事前に予約してバスを呼び、幹線道路のバス停まで低額で乗せてくれると聞いております。
なんでバス停までかと言えば、バス会社の運行経路と重ならないようにするためで、
バス会社のお客さんを取ったのではよろしからぬという判断。
なにしろ路線バスの維持ために周辺自治体は多額の補助金を出しているので、
バス会社の経営をさらに圧迫するのでは元も子もない。
とりあえず今年度は実証実験してみて、課題などを探り、
いずれ輪島市内全域で走ることになるのか、ならぬのか。
その辺、やってみなければ分からない。
そういえば、2020年には完全自動運転の車が走るとかなんとか言われていたが、
そうなれば誰しも運転免許の返納などせず、
完全自動運転の車を買って乗れば地域の交通手段の問題はかなり解消されると思っていたが、
皆さんもご存じの通り、2023年現在、国産車で実用化されているのは、
高速道路でレーンキープして走るとか、障害物を検知して緊急でブレーキかけるとか避けるとか、
遠隔監視で無人で走るとか、それだけ。
こういう技術は日本車ではなくテスラが最先端だと思われるが、
そこにしても完全自動運転はまだ先の話。
ただ、全国的にバスの運転手の確保が難しく、
赤字黒字を抜きにしてもバスの運行自体が難しくなっているという話なので、
奥能登の赤字バス路線など、いつ廃止になってもおかしくないわけで。
そういうときのために、このチョイソコみたいなデマンドバスとか、
他にも遠隔監視の自動運転で走るバスやタクシーなど色々検討して備えておく必要はある。
完全自動運転のマイカーが手ごろな価格で買えるようになれば、
ほとんど問題は解決するんやけどねぇ。
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